将棋の質問。
羽生さんは、相手玉に詰み(即詰み)がある局面から
その詰みを逃し、結果 負けたことってあるんでしょうか?
他の棋士はどうですかね?
そんな事、羽生さんに限らずプロならめったにない、が正解でしょうか?
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ありました。
数年前のA級順位戦
藤井九段戦でありました。
▽3七銀と指せば、長手数の詰みがありました。
しかし、プロ棋士といえど、長手数の詰みを短い時間で発見するのは難しい。
しかし、普通の詰めろをかければ勝ちでした。
例えば▽3五桂。
しかし、よりによって、▽2四香と指しました。
この▽2四香は大悪手です。
それにより、羽生玉は、2四の時点に玉を逃げる事は不可能になりました。
それにより、羽生玉に即詰みが生じました。
結果、藤井九段が勝ちました。
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将棋講座のアーカイブスにも載っていましたが、1986年のNHK杯、対真部戦で羽生さんが真部玉の即詰みを逃し、結果負けというのがありました。
当時羽生さんは新鋭四段です。
他のプロ?詰みがある局面で詰ませられず、負けという例は、山ほどありますよ。
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>詰みを逃し、結果 負けた
ではないですが、羽生さんの「屈辱の1局」はこれ。
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=2768
詰む方へ逃げた。それも一手詰め。
詰みを逃し負けるのは、良くあること。
1分や30秒で長手数の詰みを読みきるのはプロでも至難の技みたいです。
統計的な数字は把握されていないと思いますが、年間100局や200局くらいはありそうです。
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いやいや、そうでもないですよ。
以前、羽生さんもタイトル戦で、自玉の3手詰みを見落として、トン死するというポカをやったことがあります。
さすがに、羽生2冠がやった、素人にもわかりやすいポカは、他にないですが、羽生2冠でもポカをやることあるんだなと感動した覚えがあります。
何年か前のNHK杯本戦で、小林健二9段と屋敷9段の対局で、小林9段が屋敷玉に詰めろをかけて勝ち、とした局面で、屋敷のマクリ一発を食らって、時間切れのブザーが鳴るまで呆然、というのもありました。
あと、NHK杯の対局が早く終わったときに、先崎プロと神吉プロがプロ棋士のポカを紹介する場つなぎ番組がありました。あれ、面白いし、またネタが増えたでしょうから、またやってほしいです。
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