将棋についての質問です。今、竜王戦が行われていますが、1局が必ず2日間で終わるのは、なぜなのでしょうか? ずっと勝負がつかないこともあると思うのですが。教えてください。
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双方の持ち時間は8時間ですから、16時間経つと
秒読みになります(1分以内の指し手はカウント
されないため、厳密には1時間程度ずれますが)。
タイトル戦は朝9時開始で、昼休みが1時間。
午後6時に封じ手ですから、1日目8時間掛かります。
二日目の午後6時の時点で合計16時間ですから、
この頃から1手1分以内で指すことになり、1時間に
60手以上進みます。
将棋は、平均120手くらいで勝負がつき、
200手を超えることは稀です。ましてや
300手に達することは滅多にありません。
ですから、仮にお互い時間切れまで一切
指さなかったとしても、5時間後には勝負がつきます。
http://shogi-pineapple.com/bbs/mibbs.cgi?mo=p&fo=pro&tn=0087&rn=30
を見ると、戦後の最長記録は390手ですから、
秒読みに入ってからでも、6時間半後には勝負がつきますね。
ただし、タイトル戦で千日手や持将棋になった場合には
後日指し直しになります。
第40期名人戦では持将棋1回、千日手2回で
7番勝負なのに、何と10局も対局がありました。
http://www.ne.jp/asahi/yaston/shogi/meijin/meijin40.htm
蛇足ですが、順位戦の場合は1日制で持ち時間各6時間なので、
深夜0時頃に終わることもざらです。さらに千日手や持将棋は、休憩後に
すぐ指し直しで、以前、2回も指し直しになって、勝負がついたのは
翌朝だった、というのもありました。
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棋戦にはローカル規約があって、引き分けの場合の指し直し規定があります、
公表は通常はされていません。
引き分けでなしで、延々と指すことも可能性はあります。人間が1分将棋でさせる限界はあるでしょうが。時間切れは負けです。
同時に1日目で終わる可能性もあります。
あくまでも、平均から見た予想です。
囲碁では、1日で終わった事はあります。
将棋は2日目午前が最短でしょう。
名人戦で、2日目の24時を越えたことはあります。
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