2012年3月18日日曜日

将棋の持ち駒と成り駒についての質問です。 角の価値は、成り角(馬)>持ち角>生角...

将棋の持ち駒と成り駒についての質問です。

角の価値は、成り角(馬)>持ち角>生角と聞きますが、飛車の場合も成り飛車(龍)>持ち飛車>生飛車なのでしょうか。


また歩、香車、桂馬、銀についても、成り駒>持ち駒>盤上の不成りの駒の順番なのでしょうか。


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一応一般的には質問者さんが挙げた序列で構わないと思いますが、結局は全てケースバイケースです。



(参考棋譜)

高橋道雄 vs 藤井猛 2011-03-02 第69期順位戦A級9回戦

http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=73364



たとえばこの将棋、まず74手目の局面をご覧下さい。

ここから高橋九段の▲1九歩△同角成▲2八歩が絶妙で、後手の馬と角がいっぺんに使い道のない遊び駒になってしまいました。そしてそこから一気に投了図を見て下さい。後手の馬と角は(そして桂馬2枚も)盤面の右辺でずうっと死に駒になったままなのが分かると思います。いかに成り角(馬)の価値が高いといっても、これではどうしようもありません。これなら手持ちにしている方が好きなところに打てる分はるかに価値は高いことになります。



一番大切なのは成りか生か、手持ちか盤上か、ではなく、駒の働きの度合いなのです。

成り駒でなくても、「盤上に在る」ことで最大限に働いている駒なら、敢えて成ったり手持ちにする必要はありません。



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飛と角は 成ったら 前の性質を残したまま 新たに 進める場所が増えるので それで合っていますが

銀桂香は 成ったらすべて金の働きになってしまい 前の駒の性質が無くなってしまいます

だから下の方が言われたとおりで ケースバイケースです


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たいていの場合そうだと思いますが、銀はバックできる方が価値がある場合があるので一概に成り駒の方がいいとは限りません。

また詰め将棋で成りこんだがために詰まないことがあるのでケースバイケースです。

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