ふと思ったのですが
順位戦やリーグ戦
何の意味もない対局もあるのでしょうか?
例えばこのケース
A級順位戦
8局消化し
1位、8勝0敗(ランク3位の棋士)
2位、6勝2敗(ランク1位の棋士)
最下位、1勝7敗(ランク10位の棋士)
その他の棋士は、全員、2勝~5勝。
2位の棋士と最下位の棋士の対決が、最終戦にあったとします。
このケース
どちらが勝っても負けても、来期の2位と最下位B級1組降級が決定してます。
勝ち星により、ギャラも変わらないのでしょうか?
例えば、A級で1勝する度に、100万円ずつ貰える?
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将棋の棋士(正会員、現状では男子プロ)は、基本的に対局料ですから、直接の将棋は勝とうが負けようが、ギャラは変わりません。
トーナメントの場合、次の対局が付かないという意味では、勝ち負けの差は大きいです。
質問者さまが提起されたケースは、全くの消化試合です。
順位戦は、対局数に関係なく(B級1組は12局)給料制の基本給として支払われています。(銀行振り込み)
12ヶ月+夏2ヶ月+冬2ヶ月。(全くのサラリーマン)
ただし、今年4月の制度変更で、A級棋士の月給は50万円くらいに下がったはずです。
その代わり、他の棋戦への配分が増えたので、全体のパイは一緒です。
王将リーグや王位リーグでは、陥落が決定している者同士の対局は消化試合でしかありません。
しかし、吉田正和四段のようなフリークラス(今はC級2組)竜王戦6組(今は5組)の棋士がリーグ入り(王位リーグ)すると、ギャラは(そのリーグに限ってではありますが)トップ棋士並みに跳ね上がります。
ご本人いわく、「年収が倍になった!」(多分、倍以上)
これなら励みにもなろうというものです。
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