将棋のプロ棋士にも引退ではなく、相撲取りのように「廃業」した方が居たそうですが、誰の事でしょうか?
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永作芳也さんは今から20数年前に突如将棋連盟を退会しました。彼の棋士番号139が欠番なのはそのせいです。
彼がそのときに残したコメントがこれ。
「自分は名人になるためプロになった。だがそれが無理だとわかってしまった。これ以上、棋士ではいられない」
通常は引退だけなら将棋連盟に籍を残し、公式戦に出場はできなくなりますが棋戦立会人や普及活動などを担います。ところが永作さんの選んだ道は引退でなく退会。連盟から籍を抜いて将棋で飯を喰うことをきっぱり否定、卒業したのです。
その後サラリーマンとして就職されたようですが、今でも永作さんは同世代の棋士に友人が多くふらりと激励に現れたりすることがあります。ところが若手(主に二十代から三十代)は永作さんの顔を知らないものですから、どこのオッサンかといぶかしんだそうで。
フリークラス転出制度のなかった時代、自分の出処進退をこれほど明確に示したひとは他にいません。遅刻癖が治らずに順位戦を落としたりするような連中から比べたら永作さんは漢(おとこ)ですね。
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女流では、林葉直子さんの失踪事件がありましたね。これはアリですか?
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自主的に棋士を辞めて他の世界に行った方、という意味なら永作芳也さんのことでしょうか。
その後の情報はほとんどないようですが、今はサラリーマンをされているそうですよ。
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初めまして!
廃業は分かりませんが、現在日本将棋連盟は公益社団法人になりましたので、60才定年制が導入されました
名人やタイトル保持者も同様か分かりませんが、普通のプロ棋士は定年します
その後は単発で指導などの仕事が入るようになり、対局は無くなるそうです
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