2012年3月11日日曜日

将棋の七大タイトルは竜王、名人、棋聖、王位、王座、棋王、王将と ありますが権威...

将棋の七大タイトルは竜王、名人、棋聖、王位、王座、棋王、王将と

ありますが権威のある順に並べるとどおなるんでしょうか?

それとも同等ですか?


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同等ではありません。

権威があるかないかは別にして契約媒体との契約金の高低によって将棋連盟は格付けをしています。

順位は質問の並び通り(名人戦は従前の毎日単独主催時のもの)



棋戦名_ 主催 ____________________年額契約金

竜王戦(読売新聞社)________________3億4150万円

名人戦(毎日新聞社)________________3億3400万円

棋聖戦(産経新聞社)________________非公開 約2億円?

王位戦(新聞三社連合 北海道新聞・中日新聞など)___非公開 約1億円?

王座戦(日本経済新聞社)______________非公開 約1億円?

棋王戦(共同通信社)________________非公開 約9千万円?

王将戦(スポーツニッポン新聞社・毎日新聞社)_____7800万円



名人戦が現在協議中の共催ということになれば契約金は5億を超える?ことも考えられ、契約金の多寡による序列に異変が生じることになり、序列1位を重く考えている竜王戦主催の読売新聞社の動向が注目されています。

ただ、日本将棋連盟の米長邦雄会長は「竜王戦を第一位の棋戦とする考えに変わりはない」と強調しており、序列は契約金額順という取り決めの変更も示唆しています。ますます読売新聞社の動向が気になるところです。



私のように古い将棋ファンは名人戦>竜王戦(十段戦)>王将戦という図式が根強く残っています。昔はこの三つしかありませんでしたから…

かつて、升田幸三実力制第4代名人が史上初の全冠制覇、三冠王になったときは欣喜雀躍したものです。



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トップは、竜王と名人のどちらか、ということになると思います。

昔は間違いなく名人でした。将棋界のシステムとして、A級というのがとりもなおさず名人への挑戦権獲得のための戦いですから。

ただ、竜王は読売新聞が十段を発展的解消する形で発足させ、賞金を高くして、「もっとも権威があるタイトル」ということにしましょう、となったような気がします。歴史や将棋界全体の現状からみると、作った権威より名人の方が上だとは思いますが、そのタイトルも毎日と朝日の間で争いになってますし、今後は良く分かりません。

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