なぜ、麻雀には将棋の駒落ちや、囲碁の置き碁のようなハンディが整備されていないのですか。
例えば麻雀のプロと初心者が対局する時はプロは持ち点が千点で初心者は十万点とかのハンディがあったら麻雀もギャンブルではなく頭脳スポーツとしてもっと普及すると思うのですが。
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実力差が出にくい勝負だからだと思います。
麻雀は最強クラスの人とルール覚えたての素人が戦っても、計算上10回中3回以上の確率で素人が勝ちます。
それぐらい運の要素が大きなゲームなので、ハンデを付ける必要がありません。
また運の要素が大きい関係で、なかなかその人の実力を正確に測ることが出来ません。
ネット麻雀では、最低でも1000試合は打たないと実力がはっきりしないとされています(実際は2000試合は欲しいらしい)。
したがって、正確なハンデを付ける事は難しくなります。
さらにもう一つ言うと、実は強い人と弱い人で半荘ごとの平均収支は意外と差がありません。
半荘戦なら、平均順位が0.1位違うとおおよそ収支は1000~1200点違うと言うデータが有ります。
ある程度の空間なら最強クラスでもせいぜい平均順位は2.3位程度となり、平均順位2.5位の平均的な実力の人との差が半荘平均で2000点差程度しか無い計算になります。
麻雀で2000点差と言うのは十分小さいので、わざわざハンデとする必要もないでしょう。
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麻雀は、囲碁や将棋と違って「プロとアマチュアの差が出にくいゲーム」だからではないのでしょうか?
麻雀が運だけだとは勿論言いませんし、
プロの方々の能力も下手くそながら実感できますが、例えばプロ×アマチュアの対局でも、
起家のアマチュアが東1に天和出したら太刀打ちできませんよね??
配牌やツモの善し悪しについても同じことが言えると思います(プロは配牌やツモが悪いときの打ち方を心得ているでしょうが)。
しかし将棋や囲碁は「先手」「後手」の有利・不利や、
時々出てしまう「ミス」、周りの対局環境等を除けば、
麻雀に比べ運の要素は少ない、
つまりはご本人の実力がニアリーイコールで結果に表れる競技ではないかと思います。
現実的に質問者さんのおっしゃるハンデでは、
いかにプロとはいえどハンデになり過ぎてしまうのではないかと思います。
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