将棋のプロ棋士。
目立たないけど、強いなって思う人は誰ですか?
故人でも構いませんので
理由を添えて回答してください。
自分は、高橋9段です。
過去はタイトル獲得経験があるものの、
ここ長らくはタイトルから遠ざかっており
目立たないです。
しかし、順位戦A級&竜王戦1組を長く続けてる。
あの、10億3手先まで読めるといわれる
佐藤永世棋聖・元名人ですらB1陥落経験あり。
さらに、天才・谷川17世名人ですら竜王戦2組陥落経験あり。
そんな中でも高橋9段は陥落しません。
また、別のタイトル戦でも
挑戦者決定リーグに参戦することも多いです。
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「目立たないけど強い棋士」=青野照市九段を挙げます。
目立たない、つまり、それ程実績を挙げていない様に見えますが
A級在位11期です。一見、そんなに在籍しているとは思えませんが。
60歳近いですが、現在もB級2組を維持しています。B級2組で年齢が
上から2番目です。(因みにB級2組の最年長は桐山清澄九段です。
この方も、タイトル4期をはじめとする実績の割りに目立たないです。)
九段昇段(八段から通算で250勝)も、11年ちょっとで到達しています。
達人戦も、2度優勝しています。
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MIKE「思い出の九十九里浜」は、いい曲でしたね。
青春時代によく聴きました。(自分の年代が、判ってしまいますが・・・。)
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私が思うに、タイトル挑戦までにはいかないけれど、ソコソコ勝ち進む棋士=目立たない棋士で良いんですかね…?
そう言う意味ならば、戸辺誠六段と遠山雄亮五段ですかね…。注目を集めるほど派手な活躍は無いものの、地力は凄いものを持っていると思います…。
玄人好みの棋士ですね…!
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故花村元司九段。
東海の鬼の異名をとった元真剣師。瀬川四段のプロ編入は記憶に新しいですが、それに先立つ数十年前にプロアマの壁に風穴を開けた棋士です。
アマチュア時代に既に升田幸三に角香交じりで勝ち越すほど強く、定跡慣れしていた当時のプロに妖刀使いと恐れられる力将棋の腕の主でした。
瀬川試験はフリークラス編入の是非を問うものでしたが、花村はいきなりプロ五段への挑戦でした。プロ舐めんなという落とす気満々のムチャでした(大山が花村をプロになってからも所詮素人と虚仮にした話がある)がこれを花村は突破。その後もA級16期にタイトル戦登場と遅咲きとは思えない成績を残しました。特にいまだに破られていない記録に「60歳にしてA級復帰」というのがあります。
特に花村は弟子の育成に力を注ぎ、晩年その手解きを受けたのが森下卓九段です。プロの師弟とは内弟子制の昭和初期とは異なりただの名義貸しで実態はありません。なのに花村は九段の地位になど拘らず森下少年を正に手取り足取り教えこんだといいます。他にも武者野勝巳・深浦康市・窪田義行といった逸材が揃う一門です。
他にそういう指導面での功績が光る棋士といえば故藤内金吾。王将阪田三吉の弟子で、現在まで続く関西棋界の礎石たる人です。藤内は元々は阪田の檀家で今風にいえばシンパ・追っかけでした。それが阪田の影響で気づいたらプロになっていたという人です。藤内は弟子の育成が巧く、内藤国雄を始めとする関西棋士で彼の息のかかっていないのは現在もほとんどいません。例えば谷川浩司が名人をとったときは谷川の師の若松が藤内の弟子だということが注目されました。村山聖と灘連照のような師弟トラブルも存在するように、弟子の気持ちからしたらよい師匠を持ちたいのは当然です。棋士は通算成績だけでなく、こういう方面こそ光があたるべきだと思います。
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私も高橋九段はすごいなと思いますよ。年齢的にはもう完全に下り坂のはずなのに、A級棋士というのは誇れるレベルです。
他の強かった棋士たちがどんどん陥落していく中、いわば全棋士のベスト10を維持しているわけですから。
NHK将棋講座の講師をしていた際も、見た目は地味ながら味がある人だと感心していました。
他には?
木村八段とか、井上八段とか、中田八段とかかな・・・?職人のような人がいますね。
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現在で目立たないで強い人はいないでしょう。高橋さんは、昔強かっただけ。今は力が落ちてきてる。順位戦は運がいいだけ。
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