将棋でタイトル戦では普段の対局より玉をあまりガチガチに固めないことが多く、居玉のときも結構ありますが、これは何故ですか?
特に名人戦では顕著な気がします。
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名人戦においては両者の棋風といってしまえばそれまでですが、
他に有力な理由としては、「持ち時間が長いこと」だと思います。
やっぱり持ち時間が短い将棋では、王様が固いことが何よりの利点です。
でも持ち時間の長いタイトル戦や順位戦では、
多少王様が薄くてもバランスがよければ十分戦えます。
それに持久戦は手詰まりになりやすいですからね。
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自分の将棋を魅せたい、後世に残る棋譜を残したいからです。
ガチガチの4枚穴熊に囲い、相手のミスに助けられました・・・という棋譜ではプライドが許さないでしょう。
それと時間があると手数の計算がし易く、双方ガチガチだと剥がし合ったときにはもう既に逆転不可能なのです。
そういう工夫のしどころのない将棋を指したくないのでしょう。
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前の回答者さんと重複する部分がありますが、相掛かりなどお互い王の守りが薄い戦いでは、終盤の寄せ合いになった時、際どい変化や思わぬ強手が出現しやすく、それこそ神経が擦り減り、腰を据えて時間をかけ一手違いを読み切る局面が多いかと思います。 …持ち時間の少ない場合は読み切れない場合が多く、必然的に持ち時間がたっぷりある名人戦にはうってつけでしょう。…★勿論、そういった激しい戦いに自信があり、研究を試す機会でもありますよね
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ガチガチに固めると攻撃が単調になってしまい、勝ちにくくなる時があります。
さらに最近はいろいろな戦法が増えてきて、力で勝負する戦型が多いのでいろいろ試してみたいのでしょう。
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