2012年3月6日火曜日

何故昔の将棋棋士はA級在位記録が5期程少なくなっているのですか? 大山康晴の場合...

何故昔の将棋棋士はA級在位記録が5期程少なくなっているのですか?

大山康晴の場合3~51期までA級在位していますが、記録では44期となっています


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1976年(昭和51年)に、名人戦・順位戦の主催が(朝日新聞社から)毎日新聞社になった際に、

A級を「名人戦挑戦者決定リーグ」、B級1組以下を「昇降級リーグ(1組~4組)」と改称され、

その時に期数も名人戦に合わせられました。

そのため、1975年の順位戦は第30期→1977年の順位戦★は「第36期」となり

(主催者の移行に伴うすったもんだで1976年の順位戦★と1977年の名人戦が中止となった)、

31~35期が存在しません。

なので、昔の棋士はA級在位記録が5期少なくなっています。

ちなみに、「順位戦」と言う名称は1985年に復活しました。



★…正式には順位戦(という名称)ではないけど、面倒なので「順位戦」と書きました。

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