2012年3月11日日曜日

将棋の第1手目に5時間とか長考したプロ棋士はいますか?

将棋の第1手目に5時間とか長考したプロ棋士はいますか?


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一応記録として残っているものでは、2009年3月C級2組順位戦、中村亮介対遠山雄亮戦で初手消費時間5時間51分というのがあります。(持ち時間は6時間なので残り9分)

ただしこれは、対局開始時間に1時間57分遅刻したため(遅刻した場合は遅刻した時間の3倍を持ち時間から引いて対局を始めるというルール)で、実際に考えてたわけではありません。



ちなみに勝負は遅刻した中村の勝ちw



こういうのでなくちゃんと考えたやつでいうと、初手ではありませんが、昭和26年の第10期名人戦第2局で、挑戦者升田幸三八段の初手▲7六歩に対して木村義雄名人は1時間5分使い△3四歩と指しました。

具体的に手を読んでいたとは到底思えませんから、多分に心理戦の一つだったんでしょうね。

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