先日将棋界ではA級順位戦の最終局が行われました。
自分はBSで中継を見ていたのですが最後まで熱戦となった久保二冠vs森内九段の対局で少し疑問が…
168手目のところで本譜は△4六角成と飛車を取った(以下▲7
一銀と必死をかけられ先手玉は詰まず後手の勝ち)のですが、代わりに△7六歩とすればどうなっていたのか分からない…。
後手玉は解説では「まぁ詰むでしょう…」という流れて終わっていましたが1三の飛車の利きが強力で詰む筋が見えません。
168手目の局面で△7六歩と指せばどうなっていたのでしょうか?
よければ詳しい変化も添えてお願いしますm(_ _)m
参考棋譜(A級順位戦最終局 久保二冠vs森内九段戦)
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=73368
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7六歩と指してしまうと、8二金、同玉、7一銀、同玉、7二香、同玉、6三銀以下の即詰みがあります。
7二香では、4一飛車成りからでも詰みます。
佐藤九段としては、読むまでもなく詰んでいるのは明らかなので省略したのでしょう。
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特に難しい変化はなさそうですが・・・
▲8二金△同玉▲7一銀△同玉▲7二香△同玉▲6三銀打で
1)△8二玉は▲7一銀以下
2)△同歩は▲4二飛成△6二合▲8二金△同玉▲6二竜以下
3)△同飛も▲同歩成△同歩▲4二飛成以下
いずれも詰むようです。
▲7二香に取らずに逃げる手もありますがいずれも詰むようです。ご確認下さい。
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