将棋順位戦のA級で勝数トップの棋士が複数いる場合、プレーオフを行うのは何故でしょうか。勝数同数なら順位の上の棋士が名人挑戦者になるのではないでしょうか。
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B級以下に関しては文字通り「順位」戦なので、順位重視というか勝数同数は頭ハネで昇級者が決まりますね。
ただA級に関しては順位戦であると同時に名人挑戦者決定リーグ戦でもあるので、「明らかに他のクラスとは意味合いが違いますよ」ということなのでしょうね。連盟の規定を見ても特にそれについては触れられていません。
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プレーオフがあったほうがもりあがるから
もしプレーオフなしで、同率の場合順位が上の人が挑戦者となるルールだと、「将棋界の一番長い日」がすべて消化試合になることがあるし
たとえば、順位が1位のA棋士が7勝1敗、順位が2位のB棋士と順位が3位のC棋士が6勝2敗、降級者はD棋士とE棋士で確定、という状況で最終局を迎えた場合、プレーオフがないとこの時点で挑戦者はA棋士となりすべての対局が次期の順位だけを争うことになりいまいち盛り上がりに欠けます
主催している新聞社等としては、「将棋界の一番長い日」が盛り上がるようにプレーオフが必要と主張すると思います
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順位戦の対局でお金になるのはA級だけ。他はおまけなんだよ。おまけのB級以下はさっさと決着すべき。
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プレーオフをしたほうがより強い挑戦者を選ぶことが出来ると考えられるからでしょう。
降級は順位が大きく関係しますが、最強者はより大切ですから順位をあまり重視しないというのは、それなりの意味があると思います。
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